自動車事故は誰も起こしたくないし、起こした時のことも、あまり考えたくもない。
それでも、万が一を考えて、任意の自動車保険の契約をしている人は多いが、契約の内容まで、人身障害まで含め、キチンと理解しているだろうか。
著者は、自動車保険の契約の際、それなりに考えて契約をしたつもりだった。しかし、東日本大震災の、地震、津波で、流されていく自動車をTVで見た時、あの自動車は自動車保険で保障されるのだろうか、いや、まて、自分の自動車保険はどうなっているのかと考えて、即答できなかった。約款を読み直して、自分...
続きを読む≫ 2014/12/22 00:26:13 メイン
自動車保険の人身傷害保険だが、基本的に自動車に運転している自分と、自動車に同乗していた人の補償のための保険である。
歩行者や、事故の相手の自動車の中の人に対しての補償は、対人賠償で補償されるのが、自分や同乗者の後遺症や怪我は、対人賠償では補償されない。
対物が、相手の自動車や物損を補償するのに対し、車両保険が自分の自動車の補償するのと同様と考えていいだろう。

まず、相手に対する賠償責任を果たすためと考えて、自動車保険では、対人、対物は限度額のない無制限の保険にすることまでは一般的だ。
次の問題...
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自動車保険の人身傷害保険、人身傷害補償特約は、無保険車傷害、自損事故、搭乗者傷害も含んでいる保険だ。自分が自動車を運転していない歩いている場合の自動車事故でも、自動車保険の人身傷害補償特約は補償される。
つまり、自動車保険の人身傷害補償特約をつけていれば、無保険車傷害、自損事故、搭乗者傷害については考えなくいい・・ということになる。
となると、迷わず、自動車保険の人身傷害補償特約をつければいいのが、自動車保険の人身傷害補償特約には、ひとつだけ問題がある。自動車保険の人身傷害補償特約をつければ、当...
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例えば自動車事故の場合、相手の過失が多いとしても、相手方との示談とか、入通院費用の確定などに時間がかかって、入院、通院の費用、あるいは仕事ができなくなって、当座の収入など、すぐにお金が必要になる場合だってある。
自動車保険の人身傷害補償特約では、怪我の状況や、契約の細かい内容にもよるのだが、先に金額を算定して立替払いをしてくれることがある。
自分の自動車、運転に過失や責任があると、その割合相当分の治療費は、相手の自動車保険からは割り引かれて支払いを受けることになる。しかし、自動車保険の人身傷害...
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自動車保険の人身傷害補償特約は、契約によって支払い方法が変わる。自動車保険の人身傷害補償特約の契約を検討する時、限度額がいくらか、つまり自分が怪我などをした際、自動車保険の人身傷害補償特約がいくらまで払ってくれるかは、気にした人、気にする人も多いだろう。
しかし、支払い方法が、自動車保険の人身傷害補償特約の相手、自動車保険の会社によって異なることまでは、なかなか意識していないのではないだろうか。
ひとつは、1日あたり○○円 X 怪我が治る日数で、普通に生活や仕事ができれ程度まで怪我が治るまでの間...
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自動車保険の人身傷害補償特約は、無保険車傷害保険の内容を含んでいると書いたが、では、無保険車傷害とは、何であるのかを書いてみよう。
自分が、自動車事故に遭ってしまい、死亡または後遺障害を負った場合は、過失の割合によって、本来は、相手方から賠償金が支払われる。
しかし、相手方が、自賠責保険しか入っておらず、任意の自動車保険が無保険だった場合や、自賠責すら入っていないような時、多くの場合、相手には支払能力はない、あるいは不足している。
その場合の救済措置として用意されているのが、自分の自動車保険から...
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自分の自動車保険の人身傷害補償特約、無保険車傷害を使ったとしても、相手は、そのまま賠償責任がなくなって逃げられるわけではない。逃げ得はない。
自分の自動車保険の人身傷害補償特約と無保険車傷害は、「立替」るのだ。
まず、自賠責部分に対して、自動車保険会社が国に請求するか、請求の方法を教えてくれる。
相手が自賠責に入っていない、本当の無保険の場合でも、その金額の範囲内で国が「立替」をする。国は、相手に請求する。
自賠責で不足する金額、あるいは範囲外については、あれば相手の任意保険に請求する。金がなけ...
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自動車保険の人身傷害補償特約は、自損事故の場合でも、保険金が支払われる。
自動車事故で、相手がいない自損事故、あるいは相手がいても、自分の過失の割合が100%の事故の場合は、自分の怪我に賠償金を支払ってくれる人は存在しない。
その時に役に立つのが、自動車保険の人身傷害補償特約、あるいは自損事故の保険だ。
自動車保険の対人賠償に自動的に付与されている場合もあるのだが、支払いの限度額などが、十分かどうかは確認しておこう。
まあ、対人、対物賠償は、相手のためでもあるし無制限が必須だろうが、自分に対する...
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自分が自動車を運転していて、運転中に、車に乗っていた人が死亡したり、怪我をした時に支払われるのが、搭乗者傷害の保険だ。
勿論、相手の自動車があれば、過失の割合で、相手の自動車保険から賠償金などが支払われるが、一般的な自動車保険の人身傷害補償特約、搭乗者傷害では、それとは別に、保険金が支払われる。

また、自動車保険の約款、契約内容次第ではあるが、自動車の搭乗者傷害保険では、死亡で3000万とか、入院1日1万円といった定額で決められていることが多いのだが、自動車保険の人身傷害補償特約だと、治療費、...
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自動車保険の人身傷害補償特約について書いてきたのだが、単純に保険料だけを比較して、自動車保険の人身傷害補償特約で安いところを選べばいい・・・という問題ではないと理解してもらえただろうか。
同じ、自動車保険の人身傷害補償特約と言っても、契約や約款によって、補償される範囲、内容が違うのだ・・と。
自動車保険の価格比較サイトで、値段、保険料を調べて比較するのはいいことだと思う。しかし、自動車保険の人身傷害補償特約を考えているなら、その内容は、自分で、一覧にして、比較しないと、その差はわからない。
自動...
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